フィルムカメラで撮った写真の作例がみたい!
初心者でもフィルムカメラを楽しめるかな?
そんな方に向けて、今回はフィルムカメラ超初心者の筆者が、「Nikon EM+Ai-S 50mm F1.8」というフィルムカメラとレンズをレンタルし、フィルム撮影に挑戦してみました!
この記事では、フィルムカメラで実際に撮影した作例や失敗例、さらに初心者がフィルムカメラを楽しむためのコツをご紹介します。
前回の人生初のフィルム撮影では失敗もしてしまいましたが、今回2度目の挑戦では満足のいく結果となりました♪
フィルムカメラは使ったことがないけど、チャレンジしてみたい!
SNSでフィルム写真を共有しててみたい!
そんな方は、ぜひ当記事をご参考にしてくださいませ!
読者の皆さんが、実際にフィルム撮影を楽しむきっかけになれば幸いです♪
カメラレンタルなら、フィルムカメラにチャレンジしてみたい!という初心者さんにも、気軽に挑戦できるのでおすすめです♪
▶︎使用カメラ:Nikon EM+Ai-S 50mm F1.8
▶︎使用フィルム:KODAK UltraMAX 400-135-36枚撮
▶︎フィルムカメラをレンタルしたお店:近江寫眞機店
▶︎近江寫眞機店の紹介記事:【フィルムカメラデビューに】近江寫眞機店のフィルムカメラレンタルの特徴や注意点を解説!
【作例】フィルムカメラでどんな写真がとれるの?
「Nikon EM+Ai-S 50mm F1.8」というフィルムカメラと、「KODAK UltraMAX 400」というフィルムで撮った写真をご紹介します。
コントラストと彩度が高い写真
KODAK UltraMAX 400では、コントラストと彩度が高めの写真が撮れました。
このフィルムは特に青色の発色に特徴があるフィルムのようです。
今回の撮影では青色の発色の確認まではできませんでしたが、シャープな描写や色彩の深みは感じられました。
撮影前に使ってみたいフィルムの特徴をチェックしておくと、より自分のイメージに近い写真が撮れそうです♪
夜景や夕暮れの写真
ISO400のフィルムと開放値F1.8の明るいレンズの組み合わせは、少し暗めのシーンでも撮影が可能でした。
夕暮れ時の柔らかい光を活かした撮影にも最適です。
直線がきれいな写真
Nikon EM+Ai-S 50mm F1.8のレンズは、歪曲収差(まっすぐな線が曲がって写る現象)が少ないレンズのようで、直線も比較的忠実に再現されていました。
背景をぼかした写真
Nikon EM+Ai-S 50mm F1.8のレンズの絞りを開放すると、背景をふんわりとぼかして撮影することもできました。
ポートレートやクローズアップ撮影にも使用してみたくなりました♪
フィルム撮影の失敗例
撮った瞬間に写真を確認できるデジタルカメラとは異なり、現像するまで写真が成功しているか、失敗しているか分からないのがフィルムカメラ。
カメラ自体の操作はシンプルでとても使いやすかったのですが、フィルムカメラ超初心者の自分にとっては「ピントは合っているか」「適正露出になっているか」「絞りは適切か」など、一度に考えるべきことが多く、焦って失敗してしまった写真もいくつかありました。
ここでは、フィルム撮影での失敗例をご紹介します!
失敗例①:ピントが合わない(ピンボケ)
レンズの絞りを最大まで開放すると、写真が明るくなりますが、ピントが合う範囲が非常に狭くなります。
その結果、広い範囲を撮影しようとすると、上記の写真のように一部がピンボケしてしまうことがあります。
F値を上げてピントが合いやすい写真を撮ったり、注目させたい被写体にしっかりピントを合わせることで対策できます。
失敗例②:手ブレによる失敗
シャッタースピードが遅すぎたり、カメラの持ち方が不安定なときによく手ブレが発生します。
NIKON EMの場合、カメラ内蔵の露出計が手ブレの可能性があるときにアラーム音で知らせてくれるので、その音を参考にしてみてください。
今回はカメラの持ち方が不安定だったため、手ブレが発生してしまいました…
…
フィルム撮影の場合、フィルムセットなどの準備段階でうまくいっていない可能性もあります。
筆者の失敗談がのっている前回のレビュー記事の以下の項目も、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
▶︎フィルムカメラを上手く使いこなせているか不安な時の対処法
初心者でもフィルムカメラを楽しむコツ4つ
フィルムカメラを使ったことがないと、「初心者でもフィルム撮影を楽しめるかな…」と不安になりますよね。
そんな方に、実際に初めてフィルム撮影をしてみて気づいた、初心者でもフィルムカメラを楽しむコ4つをご紹介します!
フィルム撮影のプロセスそのものを楽しむ
初めてのフィルムカメラでの撮影でも、フィルムならではの撮影プロセスを楽しむことができます。
例えば、フィルムカメラの巻き上げレバーをグッと引き、フィルムを巻き上げた時や、明るさが適切でない写真になりそうな際に「ピピピ」と教えてくれる、カメラ内蔵の露出計の音を聞いた時など、一瞬一瞬が五感を刺激します。
また、構図を決め、ファインダー越しにピントリングを動かしながらピントを調整し、「今シャッターを切っていいかな…それともまだフィルムを残しておいたほうがいいかな…」と熟考した後に、意を決して切るシャッターにも、心が震えます。
フィルム撮影が初めてだからこそ、一つ一つの撮影プロセスを五感をフルに使い、初めての感覚に感動しながら楽しむことができます♪
意図せず撮れた写真を楽しむ
撮影した写真の中には、撮影時には意図していなかった写真が混ざっていることがあります。
フィルム撮影ではシャッター数が限られているので、1枚でも失敗すると「やってしまった…」と落ち込むこともあるかもしれません。
一方で、感光写真や手ブレが生じてしまった写真は、偶然が引き起こした味わい深い写真だと感じることもできます。
意図せず撮れたフィルムカメラならではの写真も楽しみましょう♪
自分が撮りたいテーマを見つける
フィルムカメラを通して、自分が心惹かれる被写体を発見することも楽しみの一つです。
フィルム数が限られているので、天気や時間帯、光や偶然出会った場所など、本当に撮りたい瞬間を選ぶ必要があります。
デジタルなら何枚も撮れますが、フィルムでは撮る前にしっかり考える時間が生まれるため、自分のテーマやスタイルを見つけるきっかけにもなります。
撮りたい写真が分からなくなったときは、フィルムカメラでの撮影を試してみましょう♪
撮った写真をスマホ転送してシェアする
フィルムカメラで撮影した写真をデータ化してスマホに転送すれば、SNSで手軽にシェアを楽しむことができます。
シェアして友達にたくさん褒めてもらいましょう♪
データ化・スマホ転送サービスの料金比較
サービス | 現像 | スキャンニング(データ化) | スマホ転送サービス |
---|---|---|---|
近江寫眞機 | 880〜1,210円 | 550〜1,320円 | 追加料金なしでラインにデータ転送 |
カメラのキタムラ | 950円 | 950円〜1,980円 | 880円 |
富士フイルム クリエイトサービス | 1,155〜2,222円 | 800円 | データ転送なし |
※2024年11月現在の料金
フィルムカメラにチャレンジしたい方はレンタルもおすすめ
「Nikon EM+Ai-S 50mm F1.8」というフィルムカメラをレンタルし、実際に撮影したフィルムカメラの作例や失敗例や、初心者でもフィルムカメラを楽しむコツ4つをご紹介しました。
フィルムカメラに興味があっても、「操作が難しそう」「フィルム選びや現像が分からない」と不安に思う方には、レンタルサービスがおすすめです!
今回フィルムカメラレンタルのおかげで、新しいカメラジャンルにも挑戦し、とっても満足することができました♪
店舗レンタルなら、新宿駅から1駅とアクセスもよく、スタッフの方に相談できる近江寫眞機店がおすすめです。
実店舗に行けない方は、カメラサブスクのGOOPASSの配送レンタルを利用すれば、自宅で気軽にフィルムカメラをお試しすることもできます♪
ぜひ、カメラレンタルで、新しいカメラジャンルにチャレンジしてみてくださいね♪
参考サイト▶︎近江寫眞機店
参考サイト▶︎新宿 北村写真機店
参考サイト▶︎NIKON公式サイト
▶︎どんなカメラレンタルサイトにしようかな、と迷っている方は、「カメラレンタルサービスの選び方」もご参考にどうぞ!