海外旅行のカメラは盗難が不安?持ち歩き対策7つと空港での注意点
「海外旅行にカメラを持っていきたいけど、盗まれたらどうしよう…」
そんな不安はありませんか?

初めての海外旅行では、カメラを持ち歩いている間、ずっと落ち着きませんでした…。
海外旅行のカメラは、出発前に持ち運び方を少し工夫しておくだけで、旅先でも落ち着いて取り出せます。
この記事では、盗難に備える7つの対策と、空港での注意点をご紹介します。
盗難を防ぐ、持ち歩き対策7つ

海外でカメラを持ち歩くときは、出しっぱなし・置きっぱなしにしないことが基本です。まずは7つの対策を、ざっと見てください。
- カメラに見えるバッグや、大きなロゴを避ける
- 移動中は、バッグを体の前で持つ
- 首から下げっぱなしにしない
- 撮るときは、ストラップに手を通す
- 撮るときだけ出し、撮り終えたらすぐしまう
- バッグを椅子の背や足元に置かない
- 使わないときは、ホテルのセーフティボックスに入れる
このうち、つまずきやすい4つをくわしく見ていきます。
ふつうのバッグに見せる
いかにも機材が入っていそうなバッグや、メーカーの大きなロゴは、それだけで「高いものが入っている」という目印になります。
おすすめは、外から中身が見えない無地のバッグに、クッション入りのインナーケースを入れる方法です。見た目はふだんのリュックのまま、中だけカメラ用にできます。ファスナーが体側に来るものなら、なお安心です。
首から下げず、バッグにしまう
日本では首から下げるのが当たり前でも、海外ではそれだけで目立ちます。移動中はカメラをバッグにしまい、バッグは体の前で持ちましょう。
撮るときは、手首に通すリストストラップがおすすめです。落としにくく、首から下げるより目立ちません。
撮る前後に、一度顔を上げる
撮影に夢中になると、周りへの注意がおろそかになりがちです。
人混みでは撮る前後に一度顔を上げ、周りとバッグの位置を確かめましょう。カメラの背面の画面で撮ると、のぞいて撮るより周りに目を向けやすくなります。
撮り終えたら、カメラはすぐバッグへ。レンズ交換の回数も減らすと、撮影を楽しみながら機材を守れます。
置くときは、体から離さない
気がゆるむのは、歩いているときより、カフェやレストランでひと息ついたときです。
バッグを椅子の背にかけたり足元に置いたりすると目が届かず、開けられても気づけません。ひざの上か体に触れる位置に置き、ストラップを椅子の脚に通しておくと安心です。
その日使わないなら、カメラはホテルのセーフティボックスへ。入らない大きさなら、スーツケースに入れて鍵をかけておきましょう。
写真が残るように、保存はこまめにする

旅先で撮った写真は、その日のうちにホテルでスマホやパソコンへコピーしておきましょう。コピーしたあともSDカードのデータは消さず、スマホはカメラと別のバッグへ。どちらかをなくしても、写真は残ります。

SDカードも、大きい1枚より64GBを数枚に分けておくと安心です。1枚が読めなくなっても、他の日の写真は無事です。
スマホにコピーするには、カードリーダーが1つ必要です。サンワサプライのこちらは約9gで、SDとmicroSDの両方に使えます。
カードリーダーは、スマホの差し込み口に合うものが必要です。
✔︎iPhone 15以降・Androidの多く:USB-Cという形。上のカードリーダーが使えます
✔︎iPhone 14以前:形が違います。パッケージに「MFi認証」(Appleが動作を認めた製品の目印)と書かれたものを選びます
壊さない持ち方と、壊したときの備え
海外で多い壊し方は、次の3つです。
- 落とす:撮るときは、ストラップに手を通す
- ぶつける:クッション入りのケースに入れて持ち運ぶ
- 濡らす:急な雨に備えて、カメラが入るビニール袋を1枚入れておく
海辺では、細かい砂がレンズのすき間に入りやすくなります。風の強い日は、レンズ交換を屋内ですませましょう。
冷房の効いた室内から外に出ると、レンズが曇ります。バッグに入れたまま、外の温度になじませてから出してください。
壊してしまったときの負担
自分のカメラなら、修理費は全額自分で払います。クレジットカードの携行品保険で補える場合があるので、出発前に確かめておきましょう。
✔︎携行品保険:旅行中に持ち物が壊れたり盗まれたりしたときに、修理代などが出る保険

年会費無料のエポスカードにも海外旅行保険が付きます。旅費の一部をこのカードで払うと使える「利用付帯」タイプです。
借りたカメラは、会社によって負担が大きく違います。くわしくは海外に持ち出せるレンタル3社の比較で並べています。
空港で気をつけること

バッテリーは、全部そのまま手荷物に入れてください。預け入れのスーツケースには入れられません。
2026年4月からは、日本の空港を発着する便でモバイルバッテリーのルールが厳しくなりました。
カメラ本体は、手荷物でも預け入れでもかまいません。ただ、壊れたり届かなかったりを避けるため、手荷物がおすすめです。

外国の航空会社は、もっと厳しいこともあります。乗る前に、その航空会社のページも見ておいてくださいね。
海外に持っていくカメラの選び方

海外では撮るときだけ出してすぐしまうので、片手で持てる軽さが何より大事です。重いカメラは2日目からバッグに入れたままになりがちで、どれだけ写りが良くても出番がなくなってしまいます。
街歩きに向く3タイプ
海外の街歩きに向くのは、次の3タイプです。重さは、レンズやバッテリーを付けて持ち歩くときの数字で比べます。
1台でひと通り撮りたいなら、軽いミラーレスがおすすめです。レンズ2本つきで11万円台と手に取りやすく、旅では標準ズーム1本をつけっぱなしにすると身軽です。
✔︎標準ズームをつけて約505g(レンズ2本すべて持つと約775g)
✔︎価格の目安:11万円台(2026年8月時点)
とにかく目立ちたくないなら、高級コンパクトです。構えている時間が短く、人混みでも気が楽です。ただ値上がりが続いていて、いきなり買うには勇気がいる価格です。
✔︎約304g。電源を切るとレンズが収まり、小さなバッグにも入ります
✔︎価格の目安:18万円台(2026年8月時点)
動画も残したいなら、小型のジンバルカメラです。歩きながらでも映像が揺れにくく、カメラに見えない形なので、街なかでも構えやすいです。
✔︎約179g。手のひらに収まる縦長のサイズです
✔︎価格の目安:6万円台(2026年8月時点)
※ 価格は2026年8月時点の目安で、販売店により変わります。
レンズは1本に絞ると身軽
何本もレンズを持っていっても、旅先で落ち着いて交換できる場所は限られます。持っていくのは、どちらか1本で十分です。
✔︎標準ズーム1本:街並みも料理も、たいていこれで撮れる
✔︎単焦点レンズ1本:ズームできない代わりに、背景がふんわりぼけやすいレンズ。撮る範囲を迷わず、すぐ構えられる
教会やレストランでは、まず撮影してよいかを確かめましょう。撮れる場所でも、サイレントモードにすればシャッター音を消せます。
海外旅行のときだけ借りる方法

海外旅行のためだけにカメラを買うのがもったいないなら、旅行の間だけ借りる方法もあります。高価なカメラも数千円から試せて、帰ってきたら返すだけです。
ただ、借りたカメラでも、海外で壊したりなくしたりする心配は残ります。選ぶときは、海外での補償をいちばんに見てください。
海外に持ち出せるレンタル3社
3社とも海外へ持っていけますが、壊したときとなくしたときの負担が違います。
| サービス | GOOPASS | ワンダーワンズ | レンティオ |
| 海外へ持っていける? | 持っていける | 持っていける | 持っていける 一部のモバイルWi-Fiは除く |
| 海外で壊したとき | 修理費の全額 修理できないときは機材の購入時価格 | 最大2,000円 | 最大2,000円 |
| 海外でなくしたとき | 機材の購入時価格 | 販売金額の100%まで | 販売金額の100%まで |
| 保険を使うとき | 申請書類の用意に協力 | 申請書類を用意してくれる | クレカ・ツアーの特約で清算できる場合あり |
| 国内で壊したとき | 上限5,000円 (RANK1以下は2,000円) | 最大2,000円 | 最大2,000円 |
| 送料 | 往復1,650円(税込) | 貸出・返送とも無料 | 発送480円/返却無料 |
| 受け取り・返却 | 日本国内のみ | 日本国内 | 日本国内 |
| 公式サイト | GOOPASSを見る | ワンダーワンズを見る | レンティオを見る |
※盗難も紛失も同じ扱いです。GOOPASSのドローンは、国内でも補償の対象外です。
壊すのが心配なら、ワンダーワンズかレンティオです。海外で壊しても、負担は2,000円までです。
GOOPASSは海外が補償の対象外で、壊すと修理費の全額がかかります。国内なら上限5,000円の補償がありますが、海外では使えません。

なくしたときは、3社とも機材の代金が全額かかります。カードの携行品保険で補えるか、出発前に確かめてくださいね。
補償のしくみは会社ごとに違い、くわしくはカメラレンタルの補償を6社くらべた記事で並べています。
海外旅行のカメラ よくある質問
最後に、海外旅行でカメラを使うときによくある疑問にお答えします。
- 保安検査のX線で、写真は消えませんか?
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デジタルカメラやSDカードのデータは、X線で消えることはありません。
フィルムカメラの、まだ現像していないフィルムは影響を受けることがあります。係員に、手で検査してもらえるか相談しましょう。
- カードの保険は、どこを確認すればいいですか?
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カードの保険のページにある「携行品損害」の項目で、次の4つがわかると補償の範囲をつかみやすくなります。
- 自動でつくか、旅行代金をそのカードで払うとつく「利用付帯」か
- 1品あたりの限度額と、自分で払う金額
- 借りたカメラが補償の対象に入るか
- 置き忘れや、ただの紛失が対象外になっていないか
借りたカメラが対象かどうかは、カード会社か保険会社に聞くと確実です。盗難にあったときは、現地の警察の証明書が必要になることがあるので、連絡先も控えておきましょう。
- レンタルしたカメラは、空港で受け取れますか?
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多くのサービスは、日本国内で受け取って、国内から返す形です。GOOPASSも配送は日本国内のみです。
出発前に自宅で受け取り、帰国後に返す流れで考えておきましょう。
- 現地で安く買うのはアリですか?
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香港では、家電量販店で実際にカメラを買えました。ただ、海外で買うときは価格だけで決めず、次の点も確認が必要です。
- 日本語メニューを選べるか
- 充電器やコンセントが日本で使えるか
- 日本国内で保証を受けられるか
- 初期不良があったときの返品方法
- 帰国時に申告が必要になる可能性
- 手数料や為替を含めても、国内より安いか
保証や返品まで自分で確かめる必要があるため、カメラ初心者の方にはおすすめしません。
買う前に試してみたいなら、レンタルの借り方を下の記事でまとめています。
【初心者向け】カメラレンタルの借り方ガイド|申し込みから返却まで7ステップ
まとめ:持ち歩き方と空港の決まり

当記事では、海外旅行でカメラを守る持ち歩き方と、空港で気をつけたいことを解説しました。
出発前に、次の5つだけ確かめておきましょう。
- バッグ:中身が見えない無地のバッグにする
- 持ち歩き:撮るときだけ出し、置くときは体から離さない
- 空港:バッテリーは全部手荷物。モバイルバッテリーは2個まで
- 写真:その日のうちに、スマホなど別の場所へコピーする
- 借りるなら:海外で壊したときの負担を比べて選ぶ
\ 海外の旅を、身軽に /



