旅行にカメラはいらない?持っていくメリット5つとスマホとの使い分け【2026年】

「旅行にカメラはいらない?」
「やっぱり持っていった方がいい?」
スマホでもきれいに撮れる今、荷物を増やしてまでカメラを持っていくか迷いますよね。
私は以前、「スマホで十分かな」と思い、旅行にカメラを持っていかなかったことがあります。
その旅行では、海に沈む夕日の光が雲の隙間から何本も伸び、扇のように広がっていました。
夜には、富士山に笠雲がかかっているのを見て、
持ってきていない望遠レンズを思わず探しました。

スマホでも撮れましたが、あとから見返すと、「カメラでも残しておきたかったな」と少し心残りに…。
そんな経験も、私が旅行にカメラを持っていく理由のひとつです。
とはいえ、旅の目的によっては、スマホだけで十分なこともあります。
この記事では、旅行中のスマホとカメラの使い分けや、カメラを持っていくメリット5つをご紹介します!
ぜひ、参考にしてみてくださいね♪
※筆者が実際の旅行で、カメラを使って撮影した写真を掲載しています。
旅の場面別に、スマホとカメラを比較

旅行にスマホだけを持っていくか、カメラも持っていくか迷ったら、
「何を撮りたいか」と「どれくらい身軽に動きたいか」で考えてみましょう。
まずは図で大まかな目安を、以下の表で確認してみてください。
| 旅の場面・使い方 | スマホ | カメラ |
| 昼間の街歩き・料理 | すぐ取り出して、手軽に記録できる | 色やぼけ方を調整して撮れる |
| 撮ってすぐ共有 | 撮影から共有まで1台でできる | スマホへの転送に、ひと手間かかる |
| 夜景・星空・暗い場所 | 夜景モードで手軽に撮れる | 暗い場所に強い機種なら、細部まで残しやすい |
| 遠くの景色・動物 | 光学ズームを超えると、画質が落ちやすい | 高倍率ズームや望遠レンズで、大きく写せる |
| 背景をぼかした写真 | ポートレートモードで手軽にぼかせる | レンズや設定で、ぼけ方を調整しやすい |
| 撮影そのものを楽しむ | 構えずに、見つけた瞬間を残せる | 操作やファインダーをのぞく時間も楽しめる |
| 荷物を少なくする | 撮影・地図・連絡を1台にまとめられる | 本体やレンズなどの荷物が増える |
| スマホの電池を残す | 撮影が増えるほど、電池を使いやすい | 撮影を分けると、スマホの電池を残しやすい |
明るい場所の景色や料理を手軽に撮り、すぐ共有したいなら、スマホだけでも十分です。
夜景や遠くの景色、背景をぼかした写真をきれいに残したいなら、カメラが向いています。
写真をカメラで撮れば、地図や連絡に使うスマホの電池も減りにくくなります。

荷物の量や旅行の予定も見ながら、スマホだけにするか、カメラも持っていくかを決めてみてくださいね。
「旅行にカメラはいらないかも?」と迷う6つの理由

「旅行にカメラはいらないかな?」
「やっぱりスマホでいいかな」
そう感じるのには、ちゃんと理由があります。
例えば、以下のようなことを考える方が多いのではないでしょうか。
- 写真は記録として残せればいい
- 本体とレンズで、荷物が増える
- 買うとなると、やっぱり高い
- 盗難や置き忘れが、こわい
- 撮ってすぐ送れるのはスマホ
- 操作と転送に、少し慣れがいる
写真は記録として残せればいい
今のスマホのカメラは、とてもよく写ります。
明るい場所での街歩きや、料理、記念の一枚なら、パッと見でカメラとの差はほとんど分かりません。
「記録として残せればいい」なら、スマホで十分です。
本体とレンズで、荷物が増える
カメラは本体だけでなく、レンズや充電器も一緒に持ち歩くことになります。
身軽にたくさん歩きたい旅では、この重さが負担になることも。
「とにかく荷物を減らしたい」人には、スマホの手軽さが向いています。
買うとなると、やっぱり高い
カメラ本体は数万円から、良いものだと十万円を超えることもあります。
年に数回の旅行のためだけに買うのは、たしかにもったいなく感じますよね。
「そこまでの出費は…」とためらう気持ちは、とても自然です。
盗難や置き忘れが、こわい
慣れない旅先で、高価なカメラを持ち歩くのは気をつかいます。
落として壊したり、置き忘れたりしないか。
そう考えると、スマホひとつで身軽に動く方が安心という人もいます。
撮ってすぐ送れるのはスマホ
スマホなら、撮ったその場で明るさを整えて、すぐSNSへ送れます。
カメラの写真をスマホに移すには、ひと手間かかるもの。
「撮ったらすぐシェアしたい」なら、スマホの身軽さが便利です。
操作と転送に、少し慣れがいる
はじめてのカメラは、ボタンやモードに少しとまどうことがあります。
写真をスマホに転送する手順も、最初は迷いがちです。
「難しそう」と感じる方もいるのではないでしょうか。
スマホ転送に対応したカメラなら、この手間はぐっと減ります。
見分け方は「スマホに送れるカメラのおすすめは?かんたんに転送できる選び方」にまとめました。
旅行にカメラを持っていくメリット5つ
スマホでも、旅行の写真は十分に残せます。
それでも私が旅行にカメラを持っていくのは、カメラならではのメリットがあるからです。
撮っている時間そのものが楽しい

カメラを持って歩くと、「何を撮ろうかな」と周りを見る時間が増えます。
建物や看板、路地に差し込む光など、いつもなら通り過ぎる景色にも目が向くようになります。
光の向きを待ったり、画面に入れる範囲を考えたりすることも、私にとっては旅の楽しみのひとつです。
撮ることが好きな人なら、カメラを持って歩く時間そのものが思い出になりますよ。
夜景をきれいに残しやすい

夜の街、ライトアップされた建物、薄暗い店内など、日が落ちてから撮りたい場所が多い旅では、カメラが役立ちます。
スマホの夜景モードは便利ですが、撮影に数秒かかり、その間に動いた人がぶれて写ることもあります。
暗い場所に強いカメラや明るいレンズなら、シャッタースピードを上げて、人のぶれを抑えやすくなります。

スマホにも一眼カメラにも、レンズから入る光を受け取る「センサー」が入っています。
一般的に、一眼カメラのセンサーはスマホより大きく、暗い場所でも光をたくさん集められます。
そのため、夜景の色や暗い部分も、きれいに残しやすくなります。
▶︎センサーの大きさは、以下の記事でくわしく紹介しています。

ちなみに星空は、三脚があるとぐっと撮りやすくなります。
カメラを固定して、シャッターを長めに開けられます。
遠くの山や動物を、望遠で大きく写せる
展望台から見える山、離れた場所にいる動物など、近づけないものを大きく撮りたいとき頼りになるのが、望遠ズームです。
ただし、同じように大きく写しても、ズームの方法によって画質は変わります。
ここで知っておきたいのが、「光学ズーム」と「デジタルズーム」の違いです。

「光学ズーム」とは、レンズを使って遠くのものを大きく写す方法です。
写真の一部を引き伸ばすわけではないため、対応する範囲内なら、画質の低下を抑えながらズームできます。
カメラのズームレンズでは、この光学ズームを使って倍率を細かく変えられます。
スマホにも光学ズームはありますが、画質を保ちやすい倍率は機種ごとに決まっています。
それ以外の倍率では、写真の一部を切り取って拡大する「デジタルズーム」が使われることもあります。
デジタルズームは、倍率を上げるほど写真が粗くなりやすい点に注意が必要です。
背景のぼけ方を調整しやすい
スマホでも、ポートレートモードで背景をぼかせますが、
カメラでは、レンズやF値を変えながら、ぼけ方を調整しやすいのが特長です。
背景に街の光や木々があるときも、仕上がりを自分で決められるのが強みです。
スマホの電池を残しやすい
旅行中は、地図や乗換案内、支払いなど、撮影以外でもスマホをよく使います。
写真をカメラで撮れば、そのぶんスマホの電池を残しやすくなります。
夕方や帰り道にも、電池を気にせず地図を開きやすいのは助かるところです。
旅行用なら、安いカメラでも使える?価格帯別の目安
「旅行で使うだけなら、安いカメラでも十分かな?」
はじめての1台なら、できるだけ予算を抑えたい方も多いですよね。
ここでは、価格帯ごとに選べるカメラの目安と、安いカメラや中古を選ぶときの注意点を紹介します。
5,000円台:気軽に遊べるトイカメラが中心
5,000円台は、画質よりも気軽さを重視したトイカメラが中心です。
少し粗い写りや、レトロな色合いを楽しめるものもあります。
カメラを持ち歩く楽しさを試したい方や、遊び用の1台を探している方に向いています。
1万円以下:明るい屋外の記念写真なら十分
1万円以下は、明るい屋外での記念写真なら気軽に楽しめます。
ただし、室内や夕方以降は、スマホのほうがきれいに写ることもあります。
「6,400万画素」などの数字だけで選ばず、実際に撮った写真も確認しましょう。
軽さを重視するなら、約101g(本体のみ)の「KC-AF11」が候補です。
2万円以下:離れたものも大きく写せる
2万円以下になると、離れたものを大きく写せるモデルも選べます。
「KODAK PIXPRO FZ45」は、本体のみで約117g。
単3電池で動くため、旅行先でも電池を買い足せます。
ただし、電池1組で撮れるのは約120枚が目安です。
予備の電池を持っておくと、旅先で撮れなくなる心配がありません。
価格は時期によって、1万5,000円台〜1万9,000円台が目安です。
写真と動画を1台で撮りたい人や、歩きながら自撮り動画を残したい人には、5万円前後から選べる小さなカメラもあります。
以下の記事も参考にしてみてくださいね。
安いカメラ・中古を選ぶときの注意点
夜景・遠くの景色・背景のぼけ方を重視するなら、中古やレンタル、もう少し上の価格帯も比べてみてください。
中古なら、同じ予算でも機能の多い機種を見つけられることがあります。
ただし、状態は1台ずつ違うので、買う前に次の点を確認しておきましょう。
- 「ボディのみ」ではないか
- レンズにカビやくもりがないか
- 電源やシャッターなどがきちんと動くか
- 電池が古くなっていないか
- 保証や返品に対応しているか
- 電池・充電器などの付属品がそろっているか
本体が安くても、電池や充電器を足すと予算をこえることがあります。
旅行の直前ではなく、早めに動作をためすと安心です。
旅行前に、重さ・操作・持ち方を確かめておこう
旅行に持っていくカメラが決まったら、出発前に次の4つを確認しておくのがおすすめです。
- レンズやケースを含めて持ち、重すぎないか確かめる
- バッテリーとメモリーカードを確認する
- オートモードで撮影し、写真の確認やスマホ転送を一度ためす
- 移動中にしまう場所を決め、撮影中はストラップを使う
一式の重さを確かめたら、電池とメモリーカードを入れて、撮影からスマホ転送まで一度ためしてみましょう。
使い終わったら戻す場所も決めておくと、旅先で迷いにくくなります。
カメラは旅行のときだけ借りてもいい

年に数回しか使わない方や、どのカメラが合うか決めきれない方は、旅行に合わせてレンタルするという方法もあります。
カメラを借りると、次のようなメリットがあります。
- 買うより安く試せる
- 必要な日数だけ使える
- 使い終わったら返却でき、保管場所もいらない
買うか借りるかは、使う回数で決めよう

買うか借りるかで迷ったら、使う回数から考えてみましょう。
- 月に何度も使う ▶︎購入も候補に入れる
- 年に数回の旅行で使う ▶︎必要な日だけ借りる
- 買う機種を決めきれない ▶︎旅行に合わせて借りてためす
旅行で数日使えば、重さや操作が自分に合うかも確かめられます。
カメラレンタルを申し込む前に確認したい6つのこと
カメラレンタルは、期間や機種によっては、1日あたり数百円で利用できることもあります。
ただし、表示料金だけで決めると、送料や補償の条件で「思ったより高かった…」と感じることも。
申し込む前に、次の6点を確認しておきましょう。
- 申し込みに何が必要か(本人確認書類、支払い方法)
- 送料を含めると、合計いくらになるか
- 自分で壊した場合と、故障した場合、それぞれいくら負担するか
- なくしたり盗まれたりした場合、いくら負担するか
- 盗難や紛失のとき、どこへ連絡するか
- 海外へ持っていけるか、海外での破損や盗難も補償されるか
申し込みから発送までに数日かかることもあります。
出発の1週間前までに手続きを済ませておくと安心です。
海外旅行では、旅行保険やクレジットカードの携行品補償も確認しておくと安心です。
海外旅行・一人旅・女子旅に合うカメラの選び方
カメラを持っていくなら、旅先で困りやすいことから機種をしぼりましょう。
ここでは、海外旅行、一人旅、女子旅の3つに分けて案内します。
海外旅行:機内持ち込みのルールを確認
海外旅行では、写りだけでなく、飛行機への持ち込み、荷物の量、街中での管理も大切です。
予備の電池は、航空会社によって持ち込みのルールが決まっています。
出発前に、利用する航空会社の案内を確認しておきましょう。
一人旅:持ち歩きやすさと扱いやすさで選ぶ
一人旅では、カメラも荷物も自分で持って歩きます。
まずは、レンズを含めた重さが、無理なく持ち歩ける範囲かを確認しましょう。
持ち歩きやすさならコンデジ、写真のきれいさならミラーレス、歩きながら動画を撮るならアクションカメラ・Vlogカメラが候補です。
自分も一緒に写したい方は、自撮り対応の画面かどうかも確認してみてくださいね。
女子旅:写真の残し方に合うカメラを
女子旅では、景色や料理のほか、友だちと一緒の写真や旅の動画を残すこともあります。
写真のきれいさを重視するならミラーレス、その場で写真を渡したいならチェキ、動画を多く残すならアクションカメラやVlogカメラが候補です。
はじめてのカメラを探している方は、「軽さ・写り・デザイン」の3つから比べた記事も参考にしてください。
旅行用のカメラについてのよくある疑問
最後に、旅行用カメラについてよくある疑問にお答えします。
旅行の途中で邪魔にならない?
大きさが旅の日程に合わないと、邪魔に感じることがあります。
レンズをふくむ一式の重さを見て、一日持てる範囲を選びましょう。
初めてでも、旅先で使える?
オートモード(カメラが設定を決める機能)なら、初心者さんでも扱えます。
出発前に、撮影・充電・保存・スマホ転送を一度ためしておくと安心です。
借りたカメラを海外で使える?
レンタル会社によって条件が違います。
海外へ持ち出せるか、現地でも補償されるかを分けて確認してください。
カメラを借りる場合、出発の何日前に受け取る?
初めての機種なら、出発の2〜3日前に受け取ると練習しやすくなります。
料金が受取日からかかるかも、申し込み前に確認しましょう。
まとめ:旅行にカメラが必要かは、撮りたいもので決めよう

当記事では、旅行中のスマホとカメラの使い分けや、カメラを持っていく5つのメリットをご紹介しました。
旅行の写真は、スマホだけでも十分きれいに残せます。
一方で、夜景や遠くの景色を撮りたいときや、撮影そのものを楽しみたいときは、カメラがあると旅の楽しみ方が少し広がります。
私も、カメラを持っていかなかった旅で「やっぱり持ってくればよかったな」と思ったことがありました。
今は、明るい場所で手軽に撮りたいときはスマホ、じっくり残したい景色にはカメラと、旅に合わせて使い分けています。
旅行用にカメラを買うか迷う場合は、旅行の日だけ借りて、重さや操作を試してみるのもひとつの方法です。

次の旅で何を撮りたいか思い浮かべながら、自分に合う方を選んでみてくださいね♪


